【中国の脅威】アメリカと中国の対立 | 宇宙開発

Pocket

現在、宇宙開発において、アメリカと中国との対立が激しくなってきています。

過去を振り返ると、アメリカはロシアと激しく対立をしていました。



アメリカとロシアの宇宙開発の対立

第二次世界大後、当時のソビエト連邦を代表する社会主義の東側諸国と、アメリカを代表する民主主義の西側諸国という東西の対立構造が確立し、宇宙開発の分野でも激しい競争が繰り広げられていました。

人類初の月面着陸はアメリカのアポロ計画で成し遂げられましたが、それ以前に人類初の有人宇宙飛行は、当時のソビエト連邦が成し遂げていました。
1961年4月、「ボストーク1号」により、ソビエト連邦は世界初の有人宇宙飛行を成功させ、人類で最初の宇宙飛行士となったユーリ・ガガーリンが語った「地球は青かった」という言葉はあまりにも有名であります。
これによって、名誉をソビエト連邦に奪われたアメリカは、宇宙開発における劣勢を覆すべく、月に人類を送るという壮大な構想となる「アポロ計画」を発表するのです。

アメリカ VS 中国 の宇宙開発

米ソの対立から56年近くが経ったいま、アメリカには当時のソ連と同じように、宇宙開発において、中国のことを「脅威」と感じています。

そこで、2017年12月、アメリカのトランプ大統領は、再び月に宇宙飛行士を送り、将来的に火星探査の為の拠点も造ることを指示する文書に署名しました。
その署名式の演説で、トランプ大統領は、「今回は、単に月面に星条旗を立て、我々の足跡を残すだけではない。火星やさらに遠くの世界への、飛行任務に向けた土台を築く」と語りました。
また、署名式には、アメリカの「アポロ計画」で、最後に月面に降り立った元宇宙飛行士シュミット氏や、国際宇宙ステーション(ISS)の司令官を務めたウィットソン氏らも参加しました。
中国が独自に月面探査を目指す中、アメリカは月の探査計画も予算不足で打ち切られていましたが、トランプ大統領は民間企業と協力して、宇宙開発事業の挽回を狙っています。

なぜ中国が宇宙開発において脅威なのか

2003年に初めて有人宇宙飛行を成功させた中国は、近年、急速に宇宙開発を進めています。

2016年には、2人の宇宙飛行士が宇宙船「神舟11号」で、中国宇宙ステーションの実験モジュール「天宮2号」にドッキングして1カ月を過ごし、無事に帰還しています。

また、昨年2017年のロケットの打ち上げ数は、全体で75回あり、その中の16回を中国が打ち上げています。(そのうち1回はうち上げ失敗に終わっています。)
中国はかなり野心的なビジョンを持っており、今後5年で宇宙ステーションの建設を目指し、火星探査を実施の検討を開始するといいます。
中国の宇宙実験施設「天宮1号」が、2018年4月に地球に落下する可能性がある…と話題になりましたね。結局、大気圏で燃え尽き、落下はありませんでしたが。
また、2018年には月の裏側への探査機を世界初で行う予定であり、さらに2020年までには、火星への探査機を送り込むとしており、これについては現在のところアメリカしか成功していません。

つまり、中国は、宇宙開発の分野においても、世界でリードする国になりたいと思っているのです。

しかし、そんな中国の宇宙開発を、アメリカは、軍事利用に転用されるのではないか…と懸念しているのです。

スポンサードリンク






Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です