カーナビなどの宇宙技術 | 普段の生活で使われているものの仕組み

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普段何気に生活している中で、宇宙開発の為に考えられた技術が使われているものがたくさんあります。



①カーナビ

カーナビ(正式にはカーナビゲーションシステム)は、車に取り付けたアンテナで宇宙の衛星からの信号をキャッチする事で、現在の車の位置を地図上に映してくれるシステムです。

このカーナビは、アメリカが軍事目的で開発したものを転用したものです。

カーナビが常に現在地を表示できるのはGPS(全地球測位システム)と呼ばれる人工衛星からの信号を受信し続けている為なのです。

地球上空2万1000kmを24個の衛星が6つの軌道上を周回しています。

この衛星からは極めて正確な時計情報が送信されており、到着するまでの時間差を計算することで現在地を算出する仕組みです。

②天気予報

カーナビと同様に、衛星からの情報を利用しているのが天気予報です。

気象衛星によって雲の動きを観測し、そのデータで毎日の天気を予測しています。

③断熱シート

スペースシャトルで使用されている断熱材がレーシングカーにも応用されています。

初めはストックカー(市販の車のエンジンを改造した競技用自動車)に使われたのですが、徐々に他のスピードレースカーにも使われるようになりました。

スピードレースカーには熱くなる個所が多数あり、コックピット内は摂氏60~71度にもなります。

そのため、ドライバーに火膨れができることさえあったそうです。

ストックカーのチャンピオンがケネディ宇宙センターを見学したのがきっかけとなり、スペースシャトルの断熱材をストックカーの熱を防ぐために使用することになりました。

その結果、コックピット内の温度は摂氏32~43度に改善され、温度環境が改善されたストックカーは好成績をあげたのです。

現在では多くのレースカーに使用されています。

④ハセップ

食品の中でバターやチーズなどの乳製品にたまに見受けられるのが、「ハセップ(HACCP)」というマークが付いた製品です。

このハセップとは、アメリカのNASAで考えられた食品の安全管理の方法のことであり、宇宙飛行士が宇宙で食事をした際に食中毒にかからないように、食品が完成するまでの過程を厳しく管理して、食品の安全性を高める方法です。

つまり、ハセップのマークが付いた食品は、宇宙食と同様に、厳しい安全管理のもとでつくられたものと言えます。

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