【基礎知識】流れ星とすい星の違い ~楽しく天体観測~

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流れ星とすい星が違うものだということはご存じでしょうか。

流れ星とすい星は、みかけが似ている為、それらを混同してしまいがちです。



流れ星とは発行現象

流れ星は、小さな粒のチリが、地球の引力に捕まり、地球の大気に飛び込んだ時に見られる発光現象です。

秒速数十㎞もの速いスピードで飛び込んでくるため、大気との激しい摩擦により燃え尽き、その際に光って見えているのです。

ですので、基本的にはあとには何も残りません。

これらのチリの正体は、太陽系の中を回っている微小天体であり、主に、すい星がその軌道上にまき散らしていったものです。

それを地上から見ると、キラリと光る筋に見えるのです。

約地上100kmくらいの大気中で燃えて光ります。

そのチリの群れの中を地球が公転し横切るとき、流れ星がたくさん飛ぶ「流星群」が見られます。

すい星と流星群の軌道がほぼ同じ為、すい星のまき散らしたチリの群れが流星群になっている事が分かります。

地球は毎年同じ頃に流星群の軌道を通過する為、毎年決まった頃に同じ流星群が見られるというわけなのです。

すい星は核を持った天体

すい星は、周期的に太陽の周囲を回る天体です。

中でも、76年程度の周期で地球に近づく「ハレー彗星」が有名です。

次回は2061年に出現すると考えられています。

すい星は、小さな核の周りに大きくぼんやり広がる「コマ」があり、その頭部分からのうきのように長くのびる「尾」があります。

すい星の核は、チリと氷のかたまりで出来ています。

すい星は太陽に近づくと熱で溶けてきて、それが「尾」になり、流れ星と似た形になるのです。

すい星の核の大きさは直径が数キロメートルしかなく、太陽系の他の天体に比べれは小さいと言えるでしょう。

流れ星と隕石との違い

流れ星のもとになるものは、ほとんどがすい星から生まれた小さなチリの為、地上に落ちる前に燃え尽きてしまいます。

それに対して、隕石は、岩石や鉄で出来ており、大気圏に突入した時に燃え尽きずに地上に落下することがあるのです。

隕石の多くは、小惑星帯から飛んできた破片です。

流れ星はいつ見えるのか

流れ星のもとになるチリは、実は絶え間なく地上に降り注いでいます。

ですので、照明のない山の中などに行けば、少ない数ではありますが、流れ星を見ることができます。

しかし、毎年、特に流れ星がたくさん見える時期があります。

「ペルセウス座流星群」は、毎年8月12日~15日頃によく見る事ができる流星群ですが、ペルセウス座という星座を中心に、1時間に50個ほど流れ星が見えます。

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