【宇宙の構造】宇宙には超巨大な空洞がある ~ボイドの発見~

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1981年頃、宇宙には銀河が全く存在していない領域がある事が分かりました。

アメリカの天文学者達は「牛飼い座」の方向の3億光年先に1億5000万光年にわたって銀河が存在しない領域を見つけて、「牛飼い座のボイド」という名前を付けました。

ボイドというのは英語で「空虚」という意味です。

本当に実際、ボイドが宇宙には数多く存在するのでしょうか。



蜂の巣のように存在するボイド

多数のボイドの存在を確認するために、1982年から宇宙のあらゆる方向で、約2万個の銀河の位置と距離を求める観測が行われました。

その結果、驚くべきことに、1億光年程度の大きさのボイドが至るところに存在し、ボイド同士が「おしくらまんじゅう」でお互いがぶつかり合っているように存在していたのです。

これらの銀河のかたまりが銀河団であり、超銀河団であります。

宇宙における銀河団の分布は、まるで蜂の巣のようです。

銀河系の集合した超銀河団は、このボイドを取り巻くように膜状に連なり、ちょうど石鹸を泡立てた時のように幾重にも泡が積み重なって、宇宙の大規模構造を構成しています。

現在観測されている限り、宇宙の果てまでこの泡状の構造が連なっており、直径数億光年の泡の表面には銀河がひしめいているのです。

ボイドの大きさは、約1億光年ですので、非常に大きな蜂の巣穴だと言えます。

そして、典型的なボイドは1億光年程度の大きさがあるが、2004年に見つかった巨大ボイドの大きさは桁が1つ違います。

これほど大きなボイドは、今まで見つかったことがないのはもちろん、ビッグバンから大規模構造が形成されるまでの過程をコンピュータでシミュレーションしても再現できないといいます。

直径は10億光年弱で、地球から60~100億光年の距離にあるとの事です。

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