【分かりやすく説明】タイムトラベルのパラドックス ~理論から検証する宇宙の法則~

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過去へのタイムトラベルは、「親殺しのパラドックス」のように矛盾が生じるというお話をこのブログでお話しました。

しかしながら、過去へタイムトラベル出来るという科学的理論も、現実的に物理学者の間では議論されています。

ここでは、その理論を更に掘り下げて説明したいと思います。


①多世界解釈

量子力学の理論の一つで、歴史は常に様々な「世界」に分岐しています。

過去に遡るタイムトラベルが可能だとしたら、タイムトラベラーが遡った先は、出発点とは異なる歴史の枝になるだろうとの考え方です。

この世の宇宙は無数にあるという解釈です。




②膜宇宙

人間が観測できるこの世界は、縦・横・高さの3次元で時間を加えて4次元となります。

私たちのいる3次元の宇宙は1枚の膜(膜宇宙)で出来ています。

また、私たちの宇宙とは別の異なる宇宙が存在し、その宇宙は別のブレーン(膜宇宙)で出来ています。

そのブレーンの中では移動が可能ですが、膜と膜の間の空間である高次元の世界へは飛び出す事は出来ず、また高次元の世界を見る事も出来ません。

異なる2つのブレーンからブレーンにタイムトラベルするという理論は、今のところ不完全だと言われています。(今後、不完全ではなくなる可能性もある。)

イゴール・ノヴィコフの首尾一貫の原則

タイムトラベラーが過去に遡って行う行為は、すべて既に決まっている歴史の一部であって、首尾一貫性を崩すようなパラドックスとなる行為は決して実行できません。

例えば、現在の世界で友人が交通事故に遭ったとします。

過去にタイムトラベルして、その事故を防ごうと試みますが、何らかの理由で事故は防げず、結局友人は事故に遭ってしまう…という事です。

もしくは、タイムトラベルした事によって、事故に遭ってしまうという、「歴史は既に決まっており、変える事は出来ない」という原則です。

決定論と呼ばれる考え方であり、自由意志という観念はありません。

つまり、「歴史上、未来からタイムトラベルしてきた人の記録がないので、過去へのタイムトラベルは不可能」だと言われていますが、記録がないのではなく、歴史は個人の自由意志に関係ない為、記憶が書き換えられているという解釈もできるのです。

タイムトラベルやタイムマシンは、SFや漫画だけの世界観ではなく、実際に理論的に考えられているのです。

そんな世界が、実は存在しているのだけれど、私たちにはただ見えてないだけなのかもしれないですね。

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