【分かりやすく説明】宇宙は広がり続けている ~宇宙の加速膨張~

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小学生の頃、「宇宙には果てがあるのか…」なんて考えていました。

さすがに、宇宙の果てにたどり着くと壁があってぶつかってしまう…とは思いませんでしたが、どうなっているのかが気になっていた記憶があります。

宇宙の膨張

1929年にハッブルは宇宙膨張説を発表し、宇宙は膨張している事を世の中に知らしめました。

有名な物理学者のアインシュタインは、この説が発表される前までは宇宙静止説を唱えていましたが、確たる証拠が明らかになり認めざるを得ませんでした。

この宇宙膨張説を認めたアインシュタインは、「生涯で最大の不覚だ」と言葉を残したそうです。

さて、宇宙膨張説の証拠とはどんなものだったのでしょうか。




宇宙膨張説の証拠

ハッブルは望遠鏡で銀河を観測していた際に、

遠い銀河ほど赤みがかかっていた事に気づきます。

これは、ドップラー効果(音の波長が近づくと高く聞こえ、遠ざかると低く聞こえる)に似ていて、音と同様に光も波長によって色が決まる(近づいている場合は青く見え、遠ざかる場合は赤く見える)という現象です。

つまり、ハッブルが見た赤みのかかった銀河は、遠ざかっていた事になります。

宇宙の膨張の加速

という事で、宇宙は膨張している事が分かりましたが、

物質は、万有引力によってたがいに引き付け合う為、将来その膨張が止まるか止まらないかは別として、膨張のスピードはしだいに遅くなると考えられていました。

では、どうして膨張が加速されるのでしょう。

加速があるとしたら、そこに何らかの力が作用しているはずです。

しかし、何がそのような力を働かせているのか、現在の物理学ではそのような力を見つける事が出来ていないのです。

 

そこで、膨張を加速させる万有引力とは反対の方向の力(反重力)をダークエネルギーと呼び、現在観測されている宇宙の加速膨張や、宇宙の大半の質量が正体不明であるという観測事実を説明するために、宇宙論の標準的な理論にダークエネルギーの効果を加えるのが現在最も有力とされています。

私たちの宇宙の質量及びエネルギーに占めるダークエネルギーの割合は、約7割です。

つまり、約7割のエネルギーが反重力のエネルギーであるという事になります。

その大きなエネルギーで加速膨張をしているという事になるのです。

そして、そのエネルギーは仮想のエネルギーとして理論付けていますので、私たちは宇宙について、ほんの少しの事しか分かっていないという事にもなります。

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